最初は、「できている」と自信満々で仕事を進めていた私。ある日いただいたお客様からのお叱りの言葉が、そんな私をガラッと変えるきっかけにーーー。
『できているつもり』で
お叱りを受けた苦い経験。
私の仕事は、賃貸住宅にお住まいの方の新たなお部屋探しをサポートすることです。建て替えをご検討されているオーナー様からご相談を受け、現在の入居者様に新しいお部屋をご紹介しています。お部屋のご案内からご契約、鍵渡しまで丁寧にサポートし、安心して新生活を迎えていただけるよう努めています。
入社した当時、入居管理の営業として修繕報告をオーナー様にした時のことです。自分ではしっかり説明したつもりでしたが、相手の求めている内容には十分に応えられていませんでした。その結果、お叱りを受けることに。『できているつもり』と自分で思っていても、相手から見ればそうではないこともある。この経験を通じて、相手の立場で考えることの大切さを実感しましたね。
自分基準ではなく
『相手基準』で考える大切さ。
この経験から、自分の基準ではなく「相手が求めていることは何か」を率先して考えるようになりました。お客様の立場になって報告する重要さを改めて理解し、後輩に仕事を教えるときも、自身の失敗をもとに指導できましたね。他には、些細な事柄でもスピード感を持って報告することを徹底しています。
加えて、自分一人でできる事務処理は優先順位を下げ、他部署や社外の方など多くの人が関わる仕事を優先するように。他の方々の動きを止めず、業務が円滑に進むように心がけています。
誰からも、何でも
相談してもらえる
営業担当を目指して。
今後は、お客様だけでなく、社内外の方々から何でも相談してもらえるような営業担当になりたいと思っています。誰かに信頼され、仕事が完了した際に感謝の言葉をいただくと、とても嬉しいんです。結果、いろいろな仕事を任せていただけることもあり、やりがいにつながっています。「この人に任せて良かった」「困ったときにすぐに相談したい」と思っていただけるよう、努めていきたいですね。
営業だと「話が上手くないといけないのかな」と不安に思う方もいるかと思いますが、個人的にはそこまで重要ではないと思っています。それよりも相手の話を素直に聞き入れ、相手の要望を聞ける力の方が大切です。先輩に指導される際も、まずは一度聞き入れ、素直に受け止めて自身の成長につなげてくれると嬉しいです。互いに思いやりを持ちながら、仕事に取り組んでいきましょう!